書籍

19年2月に読んだオススメ本を紹介

こんにちは、よっぷです。3月も1週間が経過。早いですね~。少し時間が経ってしまいましたが2月に読んだ本の中で、オススメの本を紹介していきます。

まずはこちら。

『ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

ハンス・ロスリング 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』<日経BP社>

 

最近書店でよく見かける本ですので、読まれた方も多いのではないでしょうか?

ヒトは思い込みによって判断を鈍らせてしまったり、間違った判断をしてしまう。また、ドラマチックなストーリーを求めてしまう本能的な思考がある。そうした間違った判断に陥らないためには、事実やデータを基に世界を見て、モノを考えようという主張の本です。

いやいや、自分は客観的なモノの見方をするよう心掛けているよ。という皆さんにこそ読んでほしい。

この本では、冒頭に12問のクイズが出題されます。世界の経済や貧困、環境に関するもので、すべての設問は3択になっている。つまり、当てずっぽうで答えても3分の1以上の正解率が見込まれるわけですよね。でも、筆者によると正解率はそれより低く、「適当にバナナを拾うチンパンジー(正解率3分の1)のほうが勝つ」のだそう。

宣伝の一環でしょうか。このクイズはWEBできるようになっています。リンクを貼っておきますのでやってみてください。まぁ、ここまで言ってしまっているので、これを読んだ方は正解率が上がると思いますが、意外と正解できないはずです。思ったより正解できなかった方、この本を読んでみることをオススメしますよ。

『ファクトフルネス』チンパンジークイズ
https://factquiz.chibicode.com/

『ヒップな生活革命』

佐久間裕美子『ヒップな生活革命』朝日出版社

 

こちらは佐久間裕美子さんという米国在住のライターの方の本です。彼女の著作は他に『ピンヒールははかない』(2017)、『My Little New York Times』(2018)などがあります。

今回紹介しているのは4年半ほど前に出版された本で、新刊ではないのですが、現在の消費スタイル、先端のライフスタイルを理解するための必読本と言えるでしょう。私も出版されたすぐ後に読んだのですが、今回、改めて消費のあり方の変化をしっかり把握していこうと、書棚の奥から引っ張り出してきた次第です(実際にはkindleライブラリーの検索に掛けただけですが)。

インディペンデント系で、フェアトレードや人/地域とのつながりを大事にする、それにどこかこだわりのある職人気質なクラフトマン感――。そんなヒップと呼ばれるスタイルが、米国の消費やライフスタイルの先端になってきている。

古くは2001年の同時多発テロ、そして07~08年のサブプライムローン問題やリーマン・ショックによって、米国のライフスタイルをリードする層の思考がどう変わっていったのか、そこから現代のヒップなライフスタイルが意味するものを読み解いていく。という本となっています。

この変化は間違いなく、今も現在進行形で起こっていて、特に日本では遅れてきている感じがあります。東京以外(まぁ東京でもいいですが)の場所で、町おこし、またはコミュニティと共存するカフェやクラフトショップなどを考えている方はぜひこの本を読んでみてください。きっと事業のヒントになってくれると思いますよ。

『物流は世界史をどう変えたのか』

玉木俊明『物流は世界史をどう変えたのか』(PHP研究所)

最近、思うところあって歴史や世界史の本を読んでいます。大型書店でも改めて歴史を学び直すみたいなテーマの本が並んでいて、やはり教養としての歴史が注目されているのかなと思います。

こちらの本は、物流を切り口に世界史を読んでいく本になっています。物流って英語で言えば“logistics”。もともとは兵站を意味する軍事用語なんです。物資を前線へ送ったり、調達して蓄えたり。それがなければ兵士は動くことが出来ないし、武器や鉄砲の玉がなければ戦うこともできない。今現在、アマゾンが物流に力を入れていたり、ソフトバンクが物流に出資していたりと注目を集めていますが、昔から世界を動かすダイナミズムを持ったファクターだったと言うことができるんですね。

それに、物流は経済の動脈。輸送が円滑に行われなければ地域の繁栄はありません。逆に言えば、物流的な地の利がある地域は栄える。

この本ではそんな観点から、この時代のこの国は、どうやって力を持って行ったのか、どうして衰退したのかを解説しています。

英雄譚に終わる歴史の本とは違い、地政や貿易といった観点で歴史ロマンを見ていく旅はなかなか面白いものですよ。

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